お腹を空かせながら綴りましょうかね?
by nonki-shokudo
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糠漬け、はじめました
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京都に生まれ育ったせいか、お漬物のある食卓は、日々の当たり前の風景でした。
ご近所さんにも、老舗のお漬物屋さんがたくさんあったし
おいしい漬物を買うことにも事欠かなかった気がします。

でも、やっぱりわが家の味が一番だったのです。
塩と昆布とだけで漬け込むおばあちゃんの白菜漬け。
おばあちゃんが寒い日に大量に仕込む白菜漬けは
嫁である母に受け継がれ、母亡きいまは、父が自ら漬けています。
(年末には、これまた父お手製の丸餅と一緒に白菜漬けが大量に届く)。

いま思えば、樽から出したばかりの白菜漬けが入ったガラスの器を
お茶を用意して、箸と一緒に並べるのが、子どもたちの役目だった気がします。
時にそのまま、時にシラスと和えてお醤油をたらり。
それをご飯に乗せて食べるお茶漬けは、ほんと別腹でした(笑)。

子どもの頃から、本当に当たり前の食卓の風景。
でも、実家を離れて、いつからか、毎食食べることはなくなっていきました。

あれから随分の時が流れて、いまではまた漬物を食べる頻度は高くなっています。
買い求めては食べたり、おいしい野菜が届くと、塩と昆布で軽くもんで浅漬けにしたり。
でも自家製のそれは、何となく間に合わせな感じでもありました。

それが、ついこの間、目からウロコの出合いがあったのです。
熟成された糠床を分けていただける機会に恵まれました。
なんと50年あまり大切に守り続けられてきた熟成ぬか床。
糠自体がすくすく育ってくれてる感じかも。だからかえって手入れは簡単。
たぶん、自分でイチから糠床を作るとなると、糠が育つ前に、
挫折したり、諦めたりしてしまうのだろうな、つくづくと思ったのでした。

にんじんを縦4等分にしたものや、葉ごとの小蕪、野菜ならなんでもOK。
前の晩に糠にくぐらせておき、翌日の夕食時にはおいしい浸かり具合に。

ああ、もっと前に出合っていれば良かったなあ。
毎食、食べる分だけ漬けるので十分なのだから。

季節の野菜を新鮮なうちに漬けていただけば、
栄養がぎゅうっと凝縮された感じの味わいに。
この間は、仕事に追われて食事のしたくもできなかったとき、
あまりにお腹がすいてにんじんを丸ごとぽりぽり(笑)

糠漬けは植物性乳酸菌の宝庫。
なんだか日々細胞が元気になっていきそう(気のせい??)。

糠漬け、はじめました。
なかなかいいですよ!?(酒の肴にもねっ)
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by nonki-shokudo | 2010-03-31 23:50 | うちでおいしい
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